冬のサイクルウェアコーディネートを寒さ別2通り紹介![自転車服装まとめ]
これで冬場のウェア選択は完璧!
目次(クリックで展開します)
どうも、こたつから抜け出せないことで有名なやまぽたです。
これまで、冬場のインナー論争、グローブの着方、自転車通勤における服装を特集してきました。今回は、自転車ブログらしく冬のサイクルウェアコーディネートを一挙ご紹介。
これで、早朝トレーニングをしようと思っていても二度寝してしまうことは無くなりますね!
平地=5~10℃、山-5℃~5℃、概ねこの二通りでお届けします。
冬を快適に過ごす方法についてのカテゴリーもあわせてお読みください!
冬を快適に過ごす要件
まずは、冬のサイクリングを快適に過ごすための要件について、主要なものを挙げます。
ポイントをおさえることで、体感の暖かさは断然変わってきますので。
末端は死守
画像はやり過ぎの例。笑 私の場合の気温別グローブコーディネートは、過去の記事で特集していますので、あわせてお読み下さい。
心臓から一番遠く血液が届きにくい、手先や足先などの末端が冷えやすいのは当然!
なかでも、手先は自転車に乗っている間一番冷たい風があたる部分でもあり、その冷えは相当なモノです。
軍手だけで冬場に自転車通学をしていたときには、よく手がちぎれたものです。ピッコロの血が入っているので大事には至りませんが、普通の人であれば再生出来なくて困るはずです。
さて、滑ってしまいましたが、上記のように末端の冷えは本当に死活問題。そんなこともあり、末端の冷え対策には手を抜くことができません。
ここでいう末端とは、手先以外にも耳(イヤーウォーマー)、足先もそれにあたります。耳は無視されがちなので要注意。
冬場のウェアは少し薄めに
だからといって裸はだめです。何事もほどほどが大事。
汗冷えは自転車の天敵というのは以前の記事でもふれました。
ということは、走り始めるときにちょうどいい服装=厚過ぎるということ。運動によって発せられる熱は馬鹿になりません。ちょっと冷えるなぁという位の服装でまず出かけるのがちょうどいい服装と言えます。
初めは肌寒くても走っているうちに次第に暖かくなるはずです。
緊急避難的に羽織るものを持つ
冬場に雨対策しないで自転車に乗るのは危険です。
軽量のレインウェアを積んでおくことで急な雨にも対応可能。さらに、峠の下りに想定外の寒さに見舞われたとしても、ウインドブレーカー的な使い方もでき一石二鳥。
この小さな心がけをしておくだけで、峠でよくのたれ死んでいた皆様もその苦痛から解放されます。
ライディングに支障を来さない薄手のものがベスト!
平地編(気温:0~10℃)
いつものように前置きが長いですが、ここからが本題。
まずは、平地を走る想定で気温0℃~10℃でのセッティング例をご紹介いたします。
部分別で上半身から。
上半身
・頭部
ヘルメット
直接寒さには関係ありませんので割愛しますが、当然装着します。
イヤーウォーマー
冬場に耳がちぎれたくないのであれば、イヤーウォーマーは重要。しかし、音が聞こえにくくなるので要注意。このあたりの気温であれば、寒がりでなければ無くても大丈夫な場合も。
定番はこれ。
私はナイキのランニング用を使用中。あまり使用感は変わりません。
サングラス
ヘルメット同様、寒さ対策には直接関係なく、夏場よりは重要度が低い(夏は虫除け・日差しよけ)です。しかし、眼の乾燥の防止にも繋がるので出来るだけ装着推奨。
ネックウォーマー
イヤーウォーマーと並んで、あったら便利な小物。一つ持っておくのが吉。
何でも良いですが、私はユニクロで購入したものを使用中。さすがに専用品ではないのでゴワゴワ感などは否めません。
気温によっては暑く感じるので、適宜外して対応します。
・上半身
ブレスサーモ・長袖シャツ(エブリ)
ブレスサーモの暑さ対応ランクは「エブリ」<「ミドルウエイト」<「ヘビーウエイト」。
5℃前後であれば、インナーはこれ1枚で対応可能。モンベルのジオラインあたりもいいのではないでしょうか。
ヒートテックをお持ちの方も多いと思います。ポタリングであれば問題ありません。が、がっつりトレーニングで汗をかくのが確定事項の場合は、上記でオススメした様なインナーがおすすめ。
詳しくは、ヒートテックがだめな理由をご覧いただければ、ある程度納得頂けるかと。
長袖サイクリングジャージ
普通のサイクリングジャージ。ジャケットを脱いだときでも恥ずかしく無いデザインなら何でもOK。(適当w
私はwiggleのジャージを持っていますが、周りにいじられるので着ないことにしました。orz
長袖ウインドストップジャケット
冬場のウェアの要。これは絶対防風機能つきのものが必須。無ければ悲惨な未来が待っています。
超定番のパールイズミのジャケット。
グローブ
過去でも特集しましたが、これくらいの気温では、厚手のウインドブレークグローブを使用。パールイズミが定番ですが、私はカステリ。性能もさることながらデザインが秀逸。
このあたりは、防風性能を重視してお好みで。
下半身
・下半身
ブレスサーモ・タイツ(ミドルウエイト)
下半身も、上半身と同じブレスサーモですが、重ね着がし辛い下半身はワンランク上の「ミドルウエイト」で少し厚めに。
ウインドストップ・パッド付タイツ
こちらも防風性能は必須。
・シューズ
冬場はシューズカバーでロードシューズの通気性の良さをカバー。
ムートンブーツのようなシューズも、高価ながら一部ブランドでは取り扱っています。
山編(気温:-5~5℃)
冗談を言っていられない気温です。特に下りは対策しておかないと本当に死にます。
上半身
・頭部
ヘルメット
同上。気温関係なしに装着します。
イヤーウォーマー
このくらいの気温になれば、イヤーウォーマーは必須。無ければ耳がちぎれてしまいます。
上で紹介したナイキではすこし厳しくなってきます。
そういえば、ドラゴンボールのピッコロは口笛が苦手で、敵に口笛を吹かれたときに自分で耳をちぎっていましたね。まねしないで下さいね、寒くは無くなりますが痛いので。
サングラス
同上。眼の乾燥の防止等のため出来るだけ装着推奨です。
ネックウォーマー
これくらいになってくると少し厚手のものの方がベター。
酷寒の下りではフェイスマスク的なものの方が快適な場合もあります。
私はネックウォーマーを鼻先まで上げることで対応。なんら問題ありません。
・上半身
ブレスサーモインナー(中厚)
かなり暖かいです。平地仕様では「エブリ」のラインナップですが、山仕様では「ミドルウエイト」にランクアップしたものを着用。もう一つ上のランクにヘビーウエイトがありますが、運動していると暑いので、もっぱらこちらを使用中。
薄手のインナーを2枚重ねするパターンもあります。
長袖サイクリングジャージ
普通のサイクリングジャージ。ジャケットを脱いだときでも恥ずかしく無いデザインなら何でもOK。(適当w
私はwiggleのジャージを持っていますが、周りにいじられるので着ないことにしました。orz
マジださいですよね。何で買ったんだろw
長袖ウインドストップジャケット
平地仕様と同様。防風機能つきのものが必須。本当に氷点下の峠の下りでは死活問題。というか死にます。
超定番のパールイズミのジャケット。
グローブ
氷点下くらいになってくると、厚手の防風グローブでも足りなくなってきます。そこで、私は中に薄手のグローブを装着することで、保温性をアップさせています。
ロブスターグローブなど、超厚手のもので対応すると気温の変化に弱くなります。しかし、インナーグローブ+ウインドブレークグローブの2段構えにしておけば、暑くなったときも片方を外すことで柔軟に対応可能!
下半身
・下半身
ブレスサーモ・タイツ(ヘビーウエイト)
上半身では「ミドルウエイト」でしたが、下半身は重ね着が少ないので厚手のものを使用。こちらが洗濯中の場合は、薄手のものを2枚着用することもあります。重ね着もかなりおすすめ。
ウインドストップ・パッド付タイツ
平地仕様と同様。インナーを厚くすることで対応します。
・シューズ
平地同様に冬場はシューズカバーを装着。
ウェアでの調整はシューズカバーのみです。ただ、冷えやすい人にとっては、これだけでは不十分。足先の冷えについては以前特集しましたので、「冷え性自転車選手の足先の冷え対策」記事もあわせてご覧下さい!
まとめ
寒いと億劫で、外で運動するのをためらいがちになります。寒いときこそ周りに差をつけるチャンス。
体感の寒さは人それぞれなので、上記をアレンジしながら最適なウインター・サイクルウェアのコーディネートを探してみて下さい。
※くれぐれも着ていく服が無いからといって裸で出かけるのはやめましょう!
ちなみに私はウェアはamazonで購入することが多いです。
amazonが一番通販では買いやすいと思っているのですが、wiggleがラインナップも多く安いのでよく利用します。
これ以外にも、初心者が揃えておきたいロードバイクのアイテムまとめやその他初心者向けの記事もたくさんございますので、是非あわせてご覧頂ければ幸いです。