超便利!パワーメーター無しで自分のパワーを知る手順

パワーメーターについて

まず、本題のパワーメーターなしで自分のパワーを知る方法に触れる前に、いまさらのことかもしれませんが、パワーメーターとは何か少し触れておきます。

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動力計(パワーメーター)は人がペダルによって自転車に与えた動力を表示する計器。時間および距離と共に変化する動力は計器に記憶されるので、パソコンに取り込んで分析することができる。左右の脚の動力の違いを分析することもできる。

主に、プロの競技者のパワー訓練の道具として使われる。訓練目標値の設定および効果を評価する尺度などとしても使われる。競技で使われることもある。最初に動力計を使った選手はGreg Lemondであると言われる。

動力(パワー)と心拍数は相関関係があるが、心拍数は内的条件(体調、睡眠、ケイデンスなど)および外的条件(気温、湿度、坂、風など)の影響を受けるのに対し、動力計は条件にかかわらず動力を瞬時に正確に表す。心拍計は動力の表示が遅れ、かつ平均化されて表示される。

ということで、ペダルの動力を客観的な数値ではかることが出来る便利な機械だということが分かります。


いつも例えるのですが、スカウターの自転車版みたいなものです。

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実業団の選手やヒルクライムの上位クラスの選手がよくブログなどで、自分のトレーニングやレース内容について、パワーメーターの値を目安に振り返ったりというのを良く目にします。(過去、プロの出力に関する記事も書いているので併せてお読み下さい。>>パワーメーターカテゴリー

そういったことからも、パワーメーターが優れたツールであるということは論を待ちません。

私もパワーメーターを買うまでは、こういった数値を目の当たりにしながらも、自分の数値が分からず比較することが出来ないので、歯ぎしりをする日々をすごしておりました。(大げさw)

しかし、導入には「価格」という大きなハードルがあります。やまぽた的策としては強引に黙って買いました(ばれたらハブダイナモと言い張る作戦)が、そうもいかない場合もあると思います。

ハブダイナモ

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そこで、私がパワーメーターを買うまでに行っていた、「パワーメーターが無くても自分のパワー値を推定する」手順を、ウェブサービスを用いて行う方法についてご紹介致します。

パワー値を推定する手順

ここからは、実際にどのようにパワーメーターなしで自分のパワー値を推定するかについて書きます。

まずは、事前に必要な情報から。

全力で走った峠のタイム(ある程度の距離)

そのときの重量(体重・ウェア・機材・ボトル等含む)

そのときのポジション(上ハン、下ハンなど大まかに) 

タイヤの種類orランク

事前準備として、このあたりが必要となります。

使用するサービスは>>ヒルクライム計算というサイトです。

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上記がサイトを表示したときに、一番初めに入力されている内容です。

上記を見れば分かるように、コースの概要や、自転車や自分のスペックを入力すれば、平均速度や出力体重比、平均出力が自動計算されるサービスです。

自分の出力を推定するにあたっての手順です。

①コース設定

特に説明するほどではありませんが、 算定基礎となる事前準備した峠の距離や獲得差を入力します。目標タイムには、実際に自分が全力でその峠を走ったときのタイムを入力します。

分からない場合は検索サイトで「峠名 距離 標高差」で調べるとだいたい検索できます。

この値は10進数なので、30秒は0.5となります。20秒は0.33とでも入れておけばいいと思います。

②自分と自転車のスペック

次に必要なのは自分と自転車のスペックです。体重・自転車・装備については単純に自分の体重や機材の重さを入力すればOKです。

ここは深く考えず、「体重」「自転車+装備」のトータルが実際の重さに近い数値となっていれば問題ありません。

転がり抵抗以下が少しややこしいです。

③転がり抵抗係数

この欄には、タイヤの転がり抵抗係数を入力します。どんな数値を入れればいいのか難しいですが、超高いタイヤ=0.003、高いタイヤ0.004=、普通のタイヤ=0.005くらいのイメージで入力しておけば大きなずれはないと思います。 

④CdA 

ここには、姿勢によって受ける空気抵抗値を入力します。CdA値を感覚的に理解し易い画像があるので掲載しておきます。

下ハンであれば0.3、ブラケットポジションであれば0.35、上ハンリラックスポジションなら0.4程度を入力しておけば問題ないはずです。

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途中まで下ハンで途中からブラケットポジションだったんだけど、どうすればいいんだよ?とややこしいことをいっているのはだれですか?その場合は、間を取るなど納得出来る数値を入れてみて下さい。

以上で必要な情報が揃いました。ケイデンス以下は無視でOKです。

実際にやってみよう

私の乗鞍ヒルクライムの数値で計算してみます。

条件は以下の通り。

距離20.5km 標高差1260m 体重54kg 機材・ウェア等9kg 転がり抵抗値=良いタイヤ=0.4 CdA=ブラケットポジション=0.35としました。

そのときのタイムは1時間14分、トータルでの平均出力は206Wでした。

これを、ヒルクライム計算に入力してみると・・・

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平均出力207Wとでました。おおっ。

1ワット差というのは出来すぎな例かもしれませんが、他の短い峠などで試した所でも、結構近い数字になっているので、信頼性は比較的高い様に感じます。 

こういったように、ある程度確からしい数値を簡単に算出できるという点で、便利で面白いサービスです。

なお、同サイトには平地巡航バージョンもありますが、出力を推定する目的としては、平地は空気抵抗の影響などの外部要因が大きく正確な数値が算出し辛いので、使えないはずです。

あくまでも山の数値で算出するのが、それらしい数値を推定するベストな方法だと思います。

おまけ

マウンテンサイクリングin乗鞍のコースを1時間で走る場合、私の同じ条件でどれくらいの出力が必要か試算してみました。

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はい、約270W必要ということが分かりました。当時の出力からすると超人の域に達しています。

反対に、出力は変えないまま60分で走ろうと思えば、どれくらい軽量化が必要かというと。。。

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体重37kgになればいいという結果になりました。さ、減量頑張るかw

いやいや、それよりもその貧弱な出力を上げるために練習をがんばれよ!という突っ込みはこの際ご勘弁下さい。

長くなりましたが、ヒルクライムイベント前はこういったことを妄想してにやにやしながら過ごしているわけです。笑

まとめ

以上の様に、ヒルクライム計算を利用すれば、パワーメーターが無くとも簡単に自分の出力を推定することができます。

また、パワーメーターを持っている人にとっても、自分の基礎数値が分かっていれば、目標タイムまであとどれくらいの出力増が必要か、またどれくらいの軽量化が必要かということの目安を調べることが出来ます。

結構、面白いのでやってみて下さい。しかし、これをやっているとすぐにパワーメーターが欲しくなってくるので、その点だけはご了承下さい。笑

おまけ

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Comment

  1. Louvenia より:

    I don’t comment, however after reading a great deal of comments on this page 超便利!パワーメーター無しで自分のパワーを知る手順 : 泉州山ぽた日記|ライフハック/ロードバイク/食べ歩き/断捨離/ガジェットについて写真多めで発信!.
    I actually do have 2 questions for you if it’s
    allright. Could it be just me or do a few of these remarks look like they are left by brain dead people?
    😛 And, if you are writing at other online social sites, I’d
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  • 自転車:ピーク時のFTP≒240W
    (だいたい乗鞍1時間6分~7分相当、現在は…)
    ラン:あまりトレーニングを頑張らずに4時間強
    趣味:自転車、アウトドア、買い物、節約、カメラ等々

    【お願い】更新の励みになります、是非シェア・時々のご訪問を頂ければ幸いです!
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