【楽して早くなる】ヒルクライムタイム考。鍋谷峠を例として

はじめに

現在の鍋谷峠のベストタイムは22分41秒。
年内の目標は22分切り、中長期的には20分切りたいということで、トレーニングに励む前に頭の体操をすることにしました。

ベストタイム計測時は、体重56.5kgで少し厚着、ボトル2本、荷物あり。ということで、体重+装備=58kg、バイク9kgと見積もります。
この条件で>>ヒルクライム計算にかけてみます。ちなみに鍋谷峠は距離:5.8~5.9km 標高差:430メートルです。
この条件での計算結果は平均239Wとなりました。
一方パワータップでの実測値は242Wでした。結構正確なようです。

試算

 

色々な条件で試算してみました。


WS000273

まず、22分を切るには、全くの同条件では8Wの出力向上が必要となってきます。重量を減らす方向で考えると、バイク・体重で併せて3kgの減少が必要です。

 

荷物、バイク、ウェアで1.5kgと体重1.5kg程度なのでコンディションを完璧にすれば達成できそうです。
一方、20分は同条件では40W近く出力を向上させないと達成できません。
熟練していない私で大体半年で20W~30W強の向上なので、さらに40Wの積み増しはなかなか想像出来ません・・・。
体重を極限まで(4kgくらい)減らしてやっと20Wです。ただし、ここまでの減量で出力を維持するのはなかなか難しいと思います。

タイム向上の要素

そこで、違う切り口でタイムの向上考えていきます。

出力を向上させる

重量を減らす(登坂抵抗を減少させる)

この2点が上述の要素です。そして次の2点が別の切り口です。

空気抵抗を減らす(姿勢を改善する)

転がり抵抗を減らす(タイヤ・チューブを変える)

 

これの右端、ピンクの部分は緑の項目の同タイムの欄と出力にかなりの違いがあることが分かります。

緑の部分は、転がり抵抗=0.004、CdA=0.004となっています。

 

転がり抵抗については、普通のタイヤにブチルチューブを組み合わせたもので、CdAについてはブラケット上部を握って普通に走行したときのおよその数値です。

一方、ピンクの部分は、転がり抵抗=0.003、CdA=0.0035としています。この違いが必要な出力の違いに大きく影響しています。

ここを頑張ればかなりのタイム向上が望めるということです。

次に、具体的にこれを達成するためにできることを調べたことや自分の体験をもとに書いていきます。

転がり抵抗

 

まず、転がり抵抗に関してですが、これには特効薬があります。クリンチャーの場合はインナーチューブにラテックスチューブを使うことです。
ラテックスチューブはブチルに比べて圧倒的に転がり抵抗が下がります。

しかし、空気が抜けやすいというデメリットがあります。

 

チューブラーの場合も中にラテックスゴムが使われているものを使います。以前紹介した記事のVittoriaのチューブラータイヤはラテックスゴムが使われています。
次にタイヤです。ミシュランのPROシリーズは転がり抵抗が比較的低いと言われています。

現行はPro4です。しかしながら、実は旧モデルのPro3の方が転がり抵抗が低いというテスト結果が報告されています。

 

これを信用するとパンク耐性等を別にするとPro3の方が良いということになります。値段も少しお安くお得です。こういったようにタイヤによって結構な違いが生まれます。

CdA

 

次にCdAです。下の画像がわかりやすいです。
image009
脇を締め、肘を曲げて前傾を深くすることや緩斜面では下ハンを握るなどの工夫することで下がります。横幅を狭めるのが重要というのも上の画像で分かります。
ヒルクライムといえども、タイムが上がってきて平均スピードが上がってくると馬鹿にできない要素です。
これらを試算通りに削減出来たとすれば、重量1kg減らし出力はそのままで22分切りが達成できそうです。また、20分切りについても、2kg減+15W出力向上という1~2年単位では現実的な目標としてイメージすることが出来そうです。
出力を元にタイム削減の目標設定をするのであれば、このようにヒルクライム計算を利用するか、パワータップを使うかです!

パワータップが気になっている方も、まずヒルクライム計算でイメージをつかむのも良いかもしれません。

今回は鍋谷峠で計算しましたが、別の峠でも同じです。距離・標高差が分かれば試算出来ます。是非頭の体操をしましょう!!

これらの試算は机上の空欄であり、計算した通りにはなかなか行かないと思います。ただ、具体的に目標がイメージできるというのは大きな一歩だと思います。
色々ウェブサイトや本を読んでいるうちに、こういううんちくだけは達者になってきましたが、脚も達者になれるよう、これらのことを意識しながらトレーニングしていきたいと思います。。。(T_T)

実践してタイムが向上したら、また報告していきます。

>>関連記事:【ホイール】ヒルクライマーのみなさま必見!ホイールの重量比較表。
>>関連記事:【楽して早くなる】転がり抵抗の重要性。タイヤを変えて早くなる!
>>関連記事:【楽して早くなる】乗鞍ヒルクライムタイム皮算用!ココを改善してタイム向上

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