タイヤの転がり抵抗が走行タイムに与える影響

はじめに

この記事では、①ロードバイクの走行タイムに「タイヤの転がり抵抗」がいかに大きな影響をあたえるのか?②実際、どのタイヤの転がり抵抗が低いのかをランキングつきでご紹介致します。

即効性のあるタイム向上策として非常に有効ですので、ご参考頂ければ幸いです。

まずは、走行タイムに影響の与える要素をおさらいしておきます。

トレーニングをして出力を高める

これは特に言及する必要はないと思います。乗り手が自転車のエンジン。ただ、常にやり続けないといけない反面、なかなか継続できないのが辛いところ。楽して早くなりたい私にとっては鬼門です。笑

 

機材を軽くする

これもやっている人が多いと思います。というよりも、これが趣味の人も多いはずです。

私もそのクチで、ホイールを1000グラムちょっとの中華カーボンホイールにしてみたり、クイックをチタン製のモノに変えたり、サドルを100グラムあまりのカッチカチのカーボンサドルにしてみたり、嫁に白い目で見られながら散財して色々試しました。

しかし、ある程度のところまで行くと10グラム軽くするだけで、1万円をかけないと軽く出来なくなるといった札束ゲーになります。

機材の軽量化は中毒性があるものの、いつかは限界が来てしまうものですのでほどほどに。(自戒も込めて。笑)

ダイエットする

ダイエットは当たり前のことながら、ことヒルクライムにおいてはなかなか有用なタイム向上策です。ヒルクライムをする方はかなり摂生していると思います。私も付け焼き刃ながらレース前2ヶ月程度は頑張ってダイエットをし、通常時から3~4kgは落とします。

しかし、食べたいものを我慢するのは辛いですね。筋肉を落とさないためにキツイトレーニングをしながらなのでなおさらです。これには、ある程度の精神力を要します。

これ以外にも細かくは色々あると思いますが、3つ挙げました。

推進力を最終的に地面に伝えるのはタイヤ

タイヤについてはパンク性能や重量が注目されがちですが、見落としがちなのはここです。色々、軽量化やトレーニングを尽くしたとしても、最終的にパワーを地面に伝えるのはタイヤです。

lithion

このタイヤの「転がり抵抗」というのは馬鹿になりません。

特に低速で行われるヒルクライムにおいては、タイヤに関して重量が特に重要視されがちですが、低速なだけに転がり抵抗もかなりの重要度となります。

例えば、一般的な普及クラスのタイヤが転がり抵抗=0.005(ヒルクライム計算より)とすると、最高クラスのもの(Vittoria Pista Evo CS )は転がり抵抗=0.0022程度。その差は実に約0.003となります。
ヒルクライム計算サイトで試算してみると、私の条件で鍋谷峠を走る場合、転がり抵抗を0.001削減すると、同じタイムで走るのに必要な出力が3W下がります。

条件: 鍋谷峠=距離5.8km、獲得標高:430m 体重・機材計=70kg

実際にタイムに与える影響を試算

いったいこれってどれくらいの効果があるのでしょうか。
ということで、先ほどのヒルクライム計算において、試算の条件を同様にして体重の欄をいじってみると、出力を3W減らすには、およそ1kgの削減が必要という結果となりました。
従って、上記の例での約0.003の差は、転がり抵抗だけで実に体重+機材のトータル重量で3kg分削減するのと同様の大きな効果があります。

これはかなり衝撃の事実ではないでしょうか。

 

場所を変えて乗鞍ヒルクライムの条件で試算してみると、タイヤの転がり抵抗が変わるだけで、タイムがおよそ3~4分変わってきてしまう計算です。

条件:乗鞍HC==距離20.5km 獲得標高=1260m 体重・機材計=70kg

ある程度訓練した状態で、乗鞍のタイムが最大3~4分早くなるというのは相当大きいタイムアップです。

レースに出場するクラスの人であれば、転がり抵抗0.005クラスのタイヤよりはより高級なタイヤを使っている可能性は高いですが、高級タイヤの中でも0.001~0.0015程度の差は見受けられます。

従って、これまでそこまで考えていなかった場合は、機材を数十グラム軽くすることを考える前にこちらを先に手を打った方が手軽ですし、効果が大きいはずです。

こうして纏めてみて、改めてタイヤの重要性を再認識しましたので、是非下につけた転がり抵抗ランキングを参照してみて下さい。

最後に

以上の結果から、おしゃれは足下から、タイム削減も足下からこの格言を提案したいと思います。タイヤの交換は、せいぜい数千円から1万円でできますので、是非検討してみて下さい!

おまけ:種類別タイヤの転がり抵抗

少し古いですが、転がり抵抗上位のタイヤをご紹介致します。最新のタイヤで載っていないものもありますが、どのブランドのどのラインが良さそうか、傾向は掴んで頂けるかと思います。

チューブラー
Velo Flex Record Tubular 0.00234
Velo Flex Record Tubular 0.00267

クリンチャー
Vittoria Ultra Speed /Mich Latex 0.00243
Velo Flex Record/Michelin Latex Tube 0.00245
Vittoria Open Corsa Evo CX /Mich Latex 0.00250
Michelin Pro 2 Light SC/Mich Latex Tube  0.00254

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  • 自転車:ピーク時のFTP≒240W
    (だいたい乗鞍1時間6分~7分相当、現在は…)
    ラン:あまりトレーニングを頑張らずに4時間強
    趣味:自転車、アウトドア、買い物、節約、カメラ等々

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